きのこ学習支援の活動報告
9月28日(土)ぶらりネイチャー「きのこウオッチング親子編」
2019.09.28
札幌市博物館活動センター主催、西岡公園管理事務所共催できのこ観察会が西岡公園で実施にあたり、当団体が5人で協力した。6家族の参加で開催され、初めに山崎学芸員の挨拶と観察の注意点、講師の紹介後に公園内に向う。子供たちは目線が低いためキノコを見つけやすいのでしょうか、イグチ類をはじめ小型のキノコをつぎつぎと見つける。星野保先生と小林孝人先生がひとつひとつ説明。「胞子を飛ばしてキノコが増えること」「からい味、苦い味いろいろのキノコがあること」など子供たちにも分かりやすい楽しい解説を聞きながら、ナラタケ、チャワンタケ、ホウキタケの仲間なども発生していて、1時間の予定の野外観察は30分ほど時間延長して屋内会場に戻る。
最後に中田理事長のキノコ解説、クイズがあって、観察会は無事終了。その後、活動センターに移動して胞子観察をし、菌類を再同定し確実のを標本とした。シロトマヤタケふたつと思われた標本が、ひとつは珍しいユキトマヤタケと判明。胞子を視ても種名がわからない標本もあり、同定の難しさをあらためて感じた。また、参加者が複数のキノコをおなじ袋にいれてしまい、標本として使用できないのが何点かありました。(村上さつき記)
藻岩山きのこ観察会のトップに戻る