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2022年8月28日(日) B班定例観察会
2022.08.28
風がなく、薄曇りでやや蒸し暑い。今月は、雨も適当に降ったので、期待して出発。すると歩き始めてすぐ、駐車場を下った草むらで、若いアシグロタケ、大きなヘビキノコモドキ、小さなヒメカタショウロ、形の良いテングタケ、そして判定不能にくずれた大きなイグチ系の老菌と次々出現。森への階段を下る途中にもタマゴタケ、コタマゴテングタケなどが次々とあらわれ、ようやく水芭蕉の湿地に着くと、今度は、ツエタケやサクラタケなどなど小さめの種類がぞくぞく目にとまり、写真を撮ったり採集したりで、歩みが全然進みません。
このあとも、チシオタケの群れやムラサキシメジの幼菌群などがあり、そして傘も柄も巨大な、暗褐色で少しオリーブ色がかったイグチが何本も現れ、図鑑と照らし合わすも分からない。最後の鑑定会でも結論は出ず、ニガイグチ系(Tylopilus)の種としました。
さらに進むと、フチドリツエタケや珍しいマメザヤタケ、ロクショウグサレキンなどもあり、結局いつものコースの半分も歩かないうちに。2時間半が過ぎ、出発点に引き返すことになりました。
これだけ次々に違った種類が出てくると、全員、興奮の連続で、実に楽しい観察会になりました。
同定27種、不明11種、参加6名(山川記)
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