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D班きのこ定例観察会の活動報告
2025年10月5日(日)D班定例観察会&ゴミ拾い活動報告
2025.10.05

今年最後の定例観察会を桜山で行った。最高気温が25度の好天予報。毎年観察会と重なる札幌マラソンで真駒内周辺はまるで繫華街。
おかげで地下鉄駅隣接の駐車場は入れず、それぞれに工夫しての参加となりました。
B班の観察会地はクマの出没で閉鎖となり桜山も可能性大の為、班長はクマスプレイの携帯。Kさんの友人で道外居住者のゲスト参加者お2人はどう思ったのでしょう。
例年では50種を超えるキノコがみられる桜山ですが連日の雨不足で、なかなかのカラカラ度です。班長予想では30種を超えれば上出来の思いでスタートしました。歩き始めてのすぐにナラタケがあり、それからはコンスタントに見られて道外のゲストさんも知らぬうちに大きなホウキタケの仲間をカゴに入れているし、チャミダレアミタケの大きな群生を見つけるわで大活躍。我が班のホープN君も黙々と採取してくれています。N君小さい頃から見ているが成長を感じるぜ!
終盤にはとうとう今日のメインキノコとなったバカマツタケが登場してくれました。2年前に会った時よりも今年は大きく立派な6本。
皆、テンションが結構上がりました。生えているキノコに鼻を近づけて「香り強い!」とか記念撮影の後、採取。さすがマツタケ属、掘り出してみるとなおさらの風格。やったね!
最後の鑑定会はD班恒例の全員参加仕分け作業。毎回皆さんの同定能力向上を感じます。34種を皆で確認し、トリはバカマツタケのあみだくじ獲得イベント。お陰様で1本頂いた班長はホイル焼きで美味しく頂きました。
今年、なかなか参加出来なかったD班会員さんも含めて、来年お元気で桜山で逢いましょう。
参加者:11名。(ゲスト参加者2名含む) 
同定:34種。不明種:5種以上 (長部記)

気持ちの良い桜山の散策路

ちゃんとゴミ拾い

2年ぶりのバカマツタケ

前回の発生と同じ場所。
どうか来年も会えますように。
経験豊富なK副班長さんが掘り出してくれました。

立派!立派!1本何千円?に見えるかな。

土中にはしっかりとした菌糸塊(シロ)がありました。
ハンノキイグチがとても多く見られました。

持ち帰り、試食組が多かったです。
ベニテングタケ(黄色型かも)

K副班長さんがただ1本だけ発見!
気温が下がるこれからに期待。
サクラシメジ

乾燥気味できれいなサクラシメジの色は惜しくも見られず。
クサウラベニタケ

今年は多い発生の感じ。
ヒトヨタケ

1本の立派なカエデの木の周りに幼菌から溶けかけまでの群生がありました。

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