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6月28日(日)定例観察会&ラブアースクリーンアップin北海道に参加者49名、菌類同定29種類
2009.06.30

 ここ一週間ほど夏日が続いている最中、6月の定例観察会そして「ラブアースクリーンアップin北海道」協賛参加のフィールドのゴミ拾いが旭山記念公園9:00^12:00で行われました。冒頭、中田理事長挨拶の中で、「さっぽろ環境賞、環境保全・創造部門、特別賞」を受賞し、25日(木)札幌サンプラザコンサートホールで上田市長より賞状授与の報告があり、木の良い香りがする表彰状が披露され、会員の日頃の努力のお陰であると感謝の言葉がありました。その後、表彰状、記念品(札幌振興公社から寄贈)を囲んで記念写真を撮りました。
 今月は、参加者が49名(うち一般参加者5名)と多く、いつもの観察コースを各班に分かれて入りました。食べて美味しいキンチャヤマイグチ、ヒラタケが見られ、何と言っても当会のシンボルキノコ、ヤマドリタケモドキ(ポルチーニ)が沢山でていました。毒キノコでは、中毒事件をよくおこすクサウラベニタケも見られました。
きのこ鑑定会

 11時からのキノコ鑑定会は、佐々木強先生、小林孝人先生、吉岡直樹さん、鑑定記録者は吉田幸子、菊地洋子さんです。佐々木先生からは、全般に渡ってキノコの名前とその特徴や見分け方などの説明がありました。小林先生からは、オオキヌハダトマヤタケ(毒)の特徴について、吉岡さんからはキンチャヤマイグチとヤマイグチの見分け方(柄の黒い模様の付き方の違い、柄を割いてみて色の変化の違い)の説明がありました。
集めたゴミの分別作業

 5月より少なかったようですが、けっこう集まりました。皆さんご苦労様でした。
コツブタケ

 E班のコースには、コツブタケの幼菌から成菌までが数カ所で見られました。ホコリタケ、サンコタケと同じ腹菌類で、コツブタケ科(菌根菌)。中を割ってみると胞子が粒状から粉状に推移しているのが良く分かります。

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