きのこ学習支援の活動報告
10月10日(土)「クマゲラ」きのこ教室に4人参加
2009.10.10
台風一過の10月10日、今年も石狩森林ボランティア「クマゲラ」主催のきのこ教室が石狩市五の沢ふれあい研修センターで行われました。
一般参加者26名、クマゲラ会員12名、当会から中田理事長他3名が、お手伝いとして参加させていただきました。
昨年に比べ秋の深まり方が早いとの話しがある中で、カラマツ林、トドマツ林、天然林の3班に分かれて探索し、昨年採取できなかったムラサキシメジがたくさん採れた一方で、タマゴタケやベニテングタケなどは全く採取されませんでした。
午前中の探索を終え、恒例となっているきのこ汁、蒸かしじゃがいも、漬け物をご馳走になった後で、当会の官沢先生による鑑定会が開催されました。
同定されたキノコの数は、昨年より多少、少ない46種でした。
官沢先生の実技を踏まえた説明に、参加者は真剣に耳を傾けられ、ニガクリタケを同定する方法として、噛んで、苦さを実感いただく場面では、勇気ある2名の参加者がニガクリタケを実際に噛んで体験されるなど、予定時間いっぱいの鑑定会となりました。
今回の鑑定会の食菌としては、ムラサキシメジ、エセオリミキ、アイシメジ、ハナイグチ、アカハツが多く見受けられました。
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