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きのこ学習支援の活動報告
10月18日(日)イオンチアーズきのこ教室に2名参加
2009.10.18
ジャスコ札幌桑園店チアーズクラブの野外散策活動が円山で開催され、当会から講師として中田理事長、佐々木強さんが支援しました。以下、佐々木強さんの報告です。 
 2009年度ジャスコ札幌桑園店チアーズクラブの野外散策活動として、紅葉真っ盛りの円山で10月18日(日)実施された。
 午前11時に地下鉄円山公園駅に集合し、落ち葉の舞い散る円山公園を横切り、円山八八箇所の登山口からは登らず山すその緩やかな山道周回路を歩き、山道脇の倒木などでキノコを探しながら山頂を目ざした。道すがら、見つけたキノコを子供たちは「このキノコは食べられるの?それとも毒キノコ?」と聞いてくる。サルノコシカケの類でさえも「食べられる?」と聞いてくる子供たち。どうやら子供も大人もキノコへの関心は同じようで、「食べられるかどうか」にあるようだ。そこで、木に生えるキノコの役割について簡単にふれる。「木に生えるキノコは、枯れ木や倒木を腐らせ、土(自然)に返す役割をしているんだよ」と話すと、子供たちは少し納得したようだった。途中、毒キノコのニガクリタケや食用キノコのムキタケ、ブナハリタケなども見られた。晩秋のためキノコの種類は少なかったが、何百年も風雪に耐えて生き続けてきたカツラの巨木を見上げては円山の自然の豊かさや歴史を感じながら頂上にたどり着いた。そこで昼食の弁当を食べた。その後、中田理事長から「自然環境を守ることの大切さ」について分かりやすくお話があり、子供たちもうなずきながら聞き入っていた。
 帰りは八八のお地蔵さんのある「八八箇所登山道」を下りた。ふもとに下りてから今年、円山公園や神宮の森で発生したキノコの写真30数枚を子供たちに見せてた。何人かの子供たちはキノコの写真を興味深く見て説明をきいてくれた。

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