通常総会等の活動報告
9月26日(日)家族きのこ観察会に約200名参加
2010.09.26
秋らしく変わりやすい天気で、8時半頃には時雨模様となり参加者の出足が心配されましたが、9時の開始時間が近づくにつれどんどん人が増え、開始時間後に来られた方も含め会員82名一般参加101名(大人77名、小中高生17名、幼児7名)合計193名が参加して、今年も「家族きのこ観察会」が行われました。
9時を少し回って、開会。まずは一般参加の方達を5つのグループに分け、会員のA班〜E班にそれぞれ1グループずつを振り分けました。
中田理事長の挨拶と事務局からの注意事項などの説明の後、各班一斉にスタートし、それぞれのコースに向かいました。
うち2グループはお子さん連れご家族のグループとし、急な山道の無いコースを歩いてもらいました。
途中、何度も雨に降られ、2、3回は木陰で雨宿りしたりでどの班も大変だったようです。
そして10時半頃から一班一班と戻りはじめ、丁度出来上がったばかりの「きのこ汁」が早速振舞われました。
シイタケ、舞茸、ナラタケ、エノキタケ、ハタケシメジ等々15種類以上もの天然のきのこがタップリ入った豪華な「きのこ汁」に参加者達は口々に美味しい美味しいを連発してました。
主役のフィールドの菌類については、数日前からようやく秋のきのこ達が喜ぶような冷え込みが始まったものの、まとまった雨が少なく出具合は芳しくない様なのが心配でした。
しかし参加者のきのこを探す熱意はすごく、量こそやや少なかったものの、着々と鑑定会用のブールーシートに採ってきた色々なきのこが並べられていきます。
何と間が悪いことに、雨が強くなってきました。しかし鑑定役の佐々木強さん、清水目さん、河原さん、張替さんや他の会員さんも雨をものともせずにきのこを同定していきます。
予定を早めて11時20分から鑑定会を始めると、アッという間に会場は人垣に囲まれてしまいしました。
そして同定できたきのこは62種にも及んだのは驚きでしたし、次から次へと鑑定者には質問が飛び、鑑定会の終了が告げられなかったのは予想外のうれしい悲鳴でした。
また、鑑定者を慌てさせるほど菌類に詳しい小学生がいて驚いたのも嬉しい事でした。
鑑定会が終わると同時に皮肉にも雲ひとつ無い晴天になりました。
今回もフィールドのゴミ拾いを参加者の皆さんにお願いしましたが、きちんとご協力いただきました。ありがとうございました。
きのこ汁に入れた天然のきのこは次の方々にご提供いただきました。張替宣男、河原一栄、松原健一、末永武男、佐々木強、(順不同)。
野菜は茶谷弘茂、成田光夫さんにご提供頂きました。その他、回収ゴミの分別をいつも自主的にやっていただく野口幸晴さんらたくさんの会員に今回も支えられてイベントを無事やり遂げることが出来ました。
ありがとうございました。事務局員の皆様にも改めてお礼申し上げます。
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