D班きのこ定例観察会の活動報告
2015年8月23日(日) D班定例観察会活動報告
2015.08.28
8月23日(日)D班定例観察会報告
夏の暑さが一段落して、8月のD班定例会は西岡公園。朝9時、同公園駐車場に8人の会員が集合。まず班長から本日の行動予定と「きのこは多彩に出ているようですが、今年はタマゴタケの発生がなぜか良くないようで今日も期待薄」と余計な説明。それと「数か月前に、私、ここでルアー竿をリサイクルした杖を紛失したのできのこのついでに探していただければ」と勝手なお願い。
ともあれ9時、観察行スタート。まずシロソウメンタケの群生、ムラサキナギナタタケも。「これ食べられますよ」の声に反応が今一つ。モリノカレバタケ、ニオイコベニタケ、カワリハツとなじみのきのこが現れる。そこにうれしいきのこを見つけた時の決まりごと?の「おーおー」の声。見るとキンチャヤマイグチが数本。きれいな立ち姿だ。先行したM氏が手招きしている。足元にはススケヤマドリタケの群生、みんなのテンションがさらに上がる。不明種含め、次々きのこが現れる。まだ、管理事務所裏の広場だ。班長が急かせて池周りの遊歩道に入る。
テングタケ、ナカグロモリノカサ、ウコンハツ、アメリカウラベニイロガワリなどなどが現れる。次に目を引いたのがチチタケの群れ。某県の皆さんの大好物のチチタケだが道民の評価は低い? だが余りの形の良さに、何人かが「料理してみようか」と手に取る。食の報告が待たれる。少し戻り取水塔横を通り対岸の遊歩道をひたすら歩く。空気はさわやか、汗もあまりかかない。最後の「おーおー」の声はまさに卵型のタマゴタケ。2本のみだが、鮮やかな色合いをしばし鑑賞。
この日の成果は同定54種、その他未同定も多数あり、きのこオンシーズン突入です。なお、竿杖は?氏が発見してくれました。個人的には本日の最大の成果です。ありがとうございました。西岡公園では10月4日にも定例観察会を行います。
(川上記)
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