D班きのこ定例観察会の活動報告
2015年10月4日(日)D班活動報告
2015.10.06
D班本年度最終定例観察会は西岡公園(水源地)。午前9時に集合した13人の会員を待ち受けていたのは、駐車場横の立木に発生した形の良いヌメリスギタケモドキ5,6個。幸先良いスタートです。この日はまず、白旗山・ふれあいの森に移動して「札幌ふれあいの森友の会」の秋の行事「キノコ観察会とキノコ汁及び木育広場」に合流して、きのこ観察のお手伝い。
10時半ごろに二手に分かれ観察スタート。森の中は先日の嵐で倒木もあり荒れ気味です。それでもチャナメツムタケ、アカチシオタケ、クリタケモドキ、ホコリタケ、オシロイシメジ、ハタケシメジ、そろそろ終わりのハナイグチなどがそこかしこに。1時間ほど周り、後はおいしいキノコ汁をいただき西岡公園へ。
曇天、気温低下の西岡公園、まずは公園事務所周辺から。ここは狭い所に、草原、松林、混交林と植生が変化に富み、各種のキノコが発生しており、参加者のテンションが上がる。フウセンタケ科のキノコが多く、同定がなかなか大変。ゴヨウイグチ、キシメジ、ハナイグチ、ヤマイグチ、ハンノキイグチ、ハダイロガサとチエツクしていく。量は少ないが種類が多い。そんな中、会員の指差す先に変な物が。「クロラツパタケ!」の声が飛び交い、しばし撮影会。初めて見た会員が大半で、本日の大成果でした。
午前、午後連続の観察行に皆さんお疲れ気味、視線が宙に浮きだした。ただ家族と参加した小学生の女の子は元気、低い視線で最後までキノコを見つける。子供の参加大歓迎。
帰路、ベニヒダタケの鮮やかな朱色とヒカゲシビレタケと思われる不気味な青色の姿を眼にして、本日の観察会を終了した。同定45種。(川上記)
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