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D班きのこ定例観察会の活動報告
2017年5月28日(日) D班定例観察会活動報告
2017.05.28

 今年からD班の観察会はメンバーである大忍寺住職 菊地悟空師のご厚意によりお寺の駐車場を集合場所として提供して頂ける事になり、滝野霊園付近の自然豊かな森林にダイレクトにアタックできる好立地を得る事となった。
 第1回目は菊地悟空師と付近の状況について打ち合わせと会員同士のミーティングを行い、天候が不安定な為、比較的入林しやすい場所を3台の車に分乗して探索した。道路沿いに山菜採りの車が並び、駐車場所にも困る状況であったが、2か所目に入った場所はきれいに植林された場所で、独活(うど)やワラビ、タケノコなども採れ、うれしい喚声が上がった。
 肝心のキノコは「ナヨタケ」の仲間やタコウキンの残骸を発見しただけであった。
雨が強くなってきたため集合場所に戻り、会員が前日に採集したキノコを鑑定し、「トガリフカアミガサタケ」と同定した。
 その後激しい雨の中、お寺の物置をお借りして中田理事長が用意して下さったキノコと収穫した山菜を、理事長自ら天ぷらにして戴き、春の味覚を満喫した。
(参加者9名、文責 長部・木村)
きのこ鑑定

前日に採取したキノコを鑑定。アミガサタケ科で傘は頂部は尖り円錐形。縦ひだが著しく、筆者はオオズキンカブリかと思ったが、傘の柄との接合部の違いなどでトガリフカアミガサタケと確認した。
参加者


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