D班きのこ定例観察会の活動報告
2017年7月23日(日)D班定例観察会活動報告
2017.07.26
前々日までの天気予報に反して快晴を喜びながら集合場所の大忍寺に集まった後、O氏が前日に採取した3種のキノコのミニ鑑定会を実施。サマツモドキ、イタチタケ、ウラベニガサの形態学習後、西岡公園に移動して本日の行程開始。
高温続きの天候からキノコの発生はあまり期待していなかったところ、歩き始めから大型のハツタケが登場。中田理事長がヒダの変色を確認しクロハツと同定。その後も次から次へと多種が見つかる中、新会員のW氏がサマツモドキの幼菌を発見。ミニ鑑定会で見た成熟型との比較が出来、記憶に残るキノコとなりました。その場では同定困難な物もあったが、理事長が持ち帰り後に詳しく鑑定し、判明したキノコも3種ありました。
「サマツ」とは些細なキノコと言う意味か? 「モドキ」なら「サマツタケ」があるのか? ハツタケのハツは「発」か「撥」か? などの会話や、多くみられたハツタケの食痕から「カタツムリはハツがお好き!」のN氏名言、新会員Eさんの「このキノコを人生に置き換えると何歳?」など楽しい話題満載の観察会となった。
8月の観察会も西岡公園で行います。一つ一つのキノコに中田理事長の形態観察解説があり、アカデミックな観察会となってきました。多数の参加を希望します。
参加者11名 確認数17種 (長部記)
[サマツタケ][ウラベニガサ][イタチタケ][クロハツ][ヒトヨタケ類][カワリハツ][オオホウライタケ][モリノカレバタケ][ネンドタケ?][クサハツ][ニオイコベニタケ][モミジタケ][オシロイタケ][トガリベニヤマタケ][チャオビフウセンタケ][不明種2]。
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