きのこ学習支援の活動報告
2019年10月15日(火)キノコを楽しく学ぶ会を支援
2019.10.15
今年も澄川地区会館にて10時〜12時迄、澄川地区連合会環境部主催でキノコを楽しく学ぶ会が実施された。連休の翌日ということもあり、参加人数が懸念されたが、23名ほどの参加者がおりました。連合会長の挨拶後、さっそく4名の参加者がお持ちいただいたきのこの鑑定と説明がおこなわれた。名前は何?食用なのか?などの質問が多々ありましたが、特徴や形態なども説明をなされていたが、食用不適や毒性のが多かったようです。主催側の事前準備きのこは全部で25種類ほどありました。
食用きのこは、珍しいヤマブシタケやモミタケ、タマウラベニタケなど12種類。毒きのこはニガリクリタケ、シロヒメカヤタケ、クリタケなど6種でオシロイシメジは変異生があるので食べないとのことや、以前は食べられたが食中毒を機にクリタケが毒きのこの仲間になったことなどが説明されていた。不適きのこはマゴジャクシやチャウロコタケ、コフキサルノコシカケなどの7種類で多孔菌のサルノコシカケなどは全て煎じて飲んでよいのか?健康に良いのではないか?などの質問がありました。カバノアナタケは煎じて飲んでも美味しいが他の多孔菌は煎じてもまずくて飲めない、飲んで健康に良いかは?でした。
藻岩山きのこ観察会理事長の中田洋子さんに一つ一つ丁寧に分かり易く説明をいただきました。参加者の皆さんはきのこの知識もあり、大変熱心に学んでおりました。食毒を見極めて食の安全に留意し、美味しく安全に食べることが大切です。終わりにいただいたきのこ汁もとても美味しくて、これも南区に住んでいることの有利性とひそかな楽しみということなのかも知れません。(南区住民、酒井記)
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