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B班きのこ定例観察会の活動報告
5月25日(土)B班定例きのこ観察会&ゴミ拾い活動報告
2024.05.25
※ 9時から12時 きのこ定例観察会
B班の今年度最初の定例観察会は、前日から未明にかけての強風と雨、さらには低い気温に実行が危ぶまれましたが、参加者の願いが通ったのか朝方には雨は上がり、やや強かった風も探索コースの宮ヶ丘公園の森の中までは届かず、まずまずのスタートとなりました。参加者は、班長代行の中田理事長、顧問の小林先生、B班会員4名の計6名と少し寂しかったのですが、中田班長代行の提案で、折角の広いフィールドをできるだけ自由に探索した方がいいのでは、と3つの班に分かれての行動となりました。
 全員集合の時間となり各班からそれぞれの成果などが報告されましたが、この時期ならではの山菜に少し目が向いていた班、きのこ観察会のメンバーとわかり散策者から疑問・質問攻めのきのこ談義の交流となった班もありました。
 さて、持ち寄った子実体は、中田代行と小林先生の鑑定の結果、同定が6種で、ベニカノアシタケ(かなり小さくてかわいい?不食)、エノキタケ(中田代行より、秋にまた出てくるので採取場所を押さえておくことが大切?食)、ヌメリスギタケモドキ(?食)、ハチノスタケ(蜂の巣状の管孔、傘は揉んでも砕けない皮質?不食)、ツリガネタケ(多年性で白樺の生木、倒木に?不食)、ニセクリイロチャワンタケ(小林先生持ち帰りで同定?不明)、不同定2種、不明1種でした。
 また、ごみ拾いもそれぞれが探索コースごとに行いました。
最後に中田班長代行より、本年度事業計画ではB班だけ土曜日の観察会となっていたが、班長代行のスケジュール調整ができることなったので次回からB班も日曜日の観察会としたいと説明があり、参加者全員了解の後解散となりました。(記 天野義克)

追記 私が今回の観察会で特に気になったことが3つ。一つは、北斜面コース(と標記あり)を歩いているときに初めて聞いた「ぴいー、ぴいー」という高い音の一羽の鳥の鳴き声。二つ目は、花盛りのミズキ。三つ目は、中田班長代行が「北海道 本州 沖縄などの きのこたち」を鑑定会のテーブルの上にちゃんと置いたこと。(私はもったいなくて持ち出せませんでした。)
5月25日きのこ鑑定会開始

3班に分かれて、それぞれ森林に入り、戻ってから6人できのこ鑑定会開始
きのこ鑑定2

きのこ説明に前に乗り出し熱心に耳を傾ける
きのこ観察3

とても寒い日だったが、きのこ鑑定を終えて笑顔!!
きのこ観察4

ゴミ拾いもしたよ!!
ベニカノアシタケ(クヌギタケ科クヌギタケ属)

漢字で紅蚊脚茸と書くよ!蚊のごとく足が非常に細いよ!!
とても小さいきのこですが、美しいね!!
枯れ葉を分解する腐生菌だよ!

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