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8月25日(日)定例きのこ観察会(A班)
2024.09.03

 このところ札幌は雨が多く、たくさんのキノコが発生しているだろうとの思いで盤渓市民の森に集まったのは7名。皆、集合時間よりかなり前に集まって準備をし、出発予定時刻の9時はまだかと落ち着かない様子でした。そして9時になるとともにスタート。早速、足元にはハナオチバタケが見られ、サマツモドキ、ニオイコベニタケ、ウスタケ・・・と次々に現れます。今回は、イグチの仲間がよく見られ、アシベニイグチ、コガネヤマドリ、ススケヤマドリオニイグチ、ヤマイグチなどなど。でもラクヨウは見つからず、「ラクヨウが8月に出なくなった」との声も聞かれました。
 また、ニカワウロコタケ、ニカワジョウゴタケ、ニカワホウキタケとニカワと名の付くものも次々と見つかり、「今日はニカワがやたら多いね(笑)」など和気あいあいと観察会が進みました。超小型のキノコ、ヒメシロウテナタケとコチャダイゴケと思われるものも見つけることができました。両種とも5ミリほどしかなく、「老眼メンバーでの発見は奇跡だね」との声が聞かれたとか聞かれなかったとか。
 ごみ拾いもしながら今日記録したキノコは40種以上。同定できなかったものを含めると50種を超えたかもしれません。秋のキノコシーズンの到来を告げる観察会でした。(記:荻原)

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