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※2024年9月22日(日)イベント家族きのこ観察会&第1班としてB班によるきのこ定例観察会活動報告
2024.09.29
各班合同のきのこ定例観察会と同時開催となっている家族きのこ観察会ということで、元気なちびっ子3人、清水目樹音ちゃん(6歳)、菅野小春ちゃん(4歳)、菅野明季くん(2歳)が参加してくれました。21名となった探索チーム第1班は、ちびっ子3人の足どりに合わせた歩調で、薄曇りまったく無風の探索日和の中、たくさんの秋きのことの出会いを期待しながら集合地点の「森の家」を出発。
スタートしてすぐの第一きのこ発見者は、「あっ!きのこっ!」と大きな声でみんなに知らせてくれた樹音ちゃんで、そこにはかわいい小さな「ツエタケ」(おじいちゃん清水目さんの鑑定です。)がありました。そこから、大きいキノコはまかせてくださいの皆さんも、散策路から数歩以上しっかりと林地に足を踏み入れながら、「熊出没注意」の張り出しのある「風の丘」、「吊り橋」を廻り、「展望広場」の横を通り「ミュンヘンの森」をゆっくり探索し出発点に帰り着きました。
ちびっ子3人は、それぞれ、おじいちゃん、おかあさんたちからきのこと自然を教わりながら一緒に完歩しました。真っ白いこけしの様なかわいいきのこに触っていたとき「それ毒キノコだよ」の声に、3人は一斉に手を引っ込め後ずさりをしたのをみんなで笑いながら見ていました。
成果はやや寂しかったのですが、「ベニタケの仲間」(老菌)、白色の「サルノコシカケの仲間」、「カオリツムタケ」(群生で、匂がいい)、古い切り株をびっしりと覆っていた「カワラタケの仲間」など、それぞれ採取できたきのこを鑑定テーブルに載せることができました。最年少の明季くんが「きのこ あった!」と見つけた傘の中心が少し盛り上がった茶色の「アセタケの仲間」もテーブルの上に。
メンバー全員、木の枝などで怪我することもなく、少し心配していた熊を見かけることもなく(山本さん特製の多目的杖の警戒音のおかげ?)集合点に戻ることができました。 (B班天野 記)
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