チャタマゴタケ
Amanita chatamagotake N. Endo & A. Yamada
ハラタケ目_テングタケ科_テングタケ属
| ※ | 注意 優秀な食用菌ですが、テングタケ属は猛毒の種もあり、区別が難しいので注意が必要。 |
中標津町の佐藤康彦氏からのご提供「茶卵茸」茶色いタマゴタケの和名。平成18年9月1日北海道では稀。
幼菌（菌蕾）は直径が４cm程の白色の卵形で内部は既に子実体が完成しており、成熟すると卵が割れて中から傘と柄が伸長してあらわれる。この白色卵形の外皮膜は柄の根元につぼとして残る
傘：直径５～１５cm程の大型で饅頭形～中高の平らに開く。表面は暗褐色～帯褐オリーブ色で中央部は濃色、周辺に長い放射状の溝線が有る。
傘裏面：ヒダ状で類白色～淡クリームで縁は黄色、並び方はやや疎で柄に離生する。
柄：長さ５～１５cm程で黄色地に橙色～褐色のだんだら模様が有り、上部に紅橙色～帯褐色の膜質つばがあり、根元に白色の膜質袋状のつぼがある。内部は中空。
肉：淡黄色。
＊類似のタマゴタケは、傘が赤色なので区別できる。
＊類似のキタマゴタケは、ヒダもキノコ全体が黄色なので区別できる。
＊類似のタマゴタケモドキは、傘表面は黄土色で条線はなく、ヒダは白色なので区別できる。
＊類似のタマゴテングタケは、やや大きいキノコで傘表面はオリーブ色で条線が無いので区別できる。
＊類似のタマゴテングタケモドキは、傘表面は灰褐色で縁には明瞭な条線が現れ、ヒダは紅色なので区別できる。
＊類似のコタマゴテングタケは、傘表面は淡黄色で黄白色つぼの破片を付着し、柄の中ほどに淡黄色のつばがあるので区別できる。
＊類似のウスキテングタケは、傘表面は淡黄色で周囲には条線があり、白いつぼの破片をつけるので区別できる。
＊類似のコテングタケは、傘表面は灰褐色～茶褐色で暗灰色のつぼの破片をつけ、柄にあるつばが灰色なので区別できる。
傘：直径５～１５cm程の大型で饅頭形～中高の平らに開く。表面は暗褐色～帯褐オリーブ色で中央部は濃色、周辺に長い放射状の溝線が有る。
傘裏面：ヒダ状で類白色～淡クリームで縁は黄色、並び方はやや疎で柄に離生する。
柄：長さ５～１５cm程で黄色地に橙色～褐色のだんだら模様が有り、上部に紅橙色～帯褐色の膜質つばがあり、根元に白色の膜質袋状のつぼがある。内部は中空。
肉：淡黄色。
＊類似のタマゴタケは、傘が赤色なので区別できる。
＊類似のキタマゴタケは、ヒダもキノコ全体が黄色なので区別できる。
＊類似のタマゴタケモドキは、傘表面は黄土色で条線はなく、ヒダは白色なので区別できる。
＊類似のタマゴテングタケは、やや大きいキノコで傘表面はオリーブ色で条線が無いので区別できる。
＊類似のタマゴテングタケモドキは、傘表面は灰褐色で縁には明瞭な条線が現れ、ヒダは紅色なので区別できる。
＊類似のコタマゴテングタケは、傘表面は淡黄色で黄白色つぼの破片を付着し、柄の中ほどに淡黄色のつばがあるので区別できる。
＊類似のウスキテングタケは、傘表面は淡黄色で周囲には条線があり、白いつぼの破片をつけるので区別できる。
＊類似のコテングタケは、傘表面は灰褐色～茶褐色で暗灰色のつぼの破片をつけ、柄にあるつばが灰色なので区別できる。